陶器・ガラス製品

髙取焼宗家

高取焼

420年を超える歴史を持つ髙取焼宗家は初代・髙取八山より続く直系の窯元です。福岡藩主黒田長政公が朝鮮陶工・八山に鷹取山山麓にて築窯させ御用窯としたのが始まりとされています。髙取焼は当時徳川家茶道指南役であった小堀遠州公の指導を受け、遠州七窯の筆頭として名を高めました。 現在も小堀遠州を流祖とした遠州茶道宗家のお家元から指導を受けております。髙取焼の特徴としては陶器でありながら磁器のような薄さと軽さ、精密な工程、華麗な釉薬、きめ細かく繊細な土質が挙げられます。自然から得られる酸化鉄（錆）、藁灰、木灰、長石を原料として微妙な調合で作られた釉薬を薪窯で焼成し特に茶入は姿形共に気品に満ち溢れています。